セックスレス カウンセリング

3.あなたの経済感覚 一言で言って「金使いが荒い」「借金癖がある」「ギャンブルが好き」といったところですが、夫婦の了承できる範囲であれば問題はありません。ただし、相手が本心から了承しているかどうかは表面では分からないものです。 この問題は、「この妻を妻としていて、果たして問題ないのだろうか?」という根本的な不安を夫の中に芽生えさせていきます。当然、妻とセックスすれば子供ができるかもしれません。「子供ができても妻がこの有様では・・・」ではセックスレスになって当然です。 この項目をながくやっているとなにか非難をしているような気持ちになってきてしまいますので、この辺でやめておきましょう。ようは「そういう部分もありうる」ということです。 その5.夫サイドにある問題点の推測・調査・改善 では次に、サイドにあるかもしれない問題の推測をし、それについて考えていってみましょう。ここでは夫単独での問題に限って進めていきます。 まず、ありそうな問題点を想像してあげてみます。 1.浮気 2.認知していない隠し子などの問題 3.多額の借金 4.健康問題(一般的な病気・成人病など) 5.会社等の経営上の問題 6.人間関係上のトラブル 7.ED これも考えればきりがないところですが、大きな問題はほぼ含まれていると思います。 この中の問題で、 1.浮気 2.認知していない隠し子などの問題         ちょっとこのマニュアルでは解決困難 3.多額の借金 です。でも、浮気に関しては何とかシッポをつかむことはもうできますよね?このシッポをつかむ作業は疑いがあるのであればしておいて欲しいところです。 浮気はどんなに正当化しても相手に対する「暴力」のような、お話にならない行為です。 そうしなければならなかった理由が、もしかしたら夫婦の関係性の問題に隠されていたとしても(往々にしてそうなんですが)隠れて他の女性にうつつをぬかすなんてもってのほかです。 相手に対する甘え以外の何ものでもありません。 ですが、あなたがその気なら取り返すことは可能ですので、まず調べてみることをお勧めして おきます。(浮気していることさえ知らないままでは対処のしようがありません。)浮気に対処する方法は、それこそ、その道のプロフェッショナルの方々がいらっしゃいますし、そのようなことを自力で行うマニュアルも販売されています。機会がありましたら調べたうえで、メールでご報告いたします。 2と3の問題は、ちょっとどうしようもないので、調査された上で解決していく以外ありません。 ただ、3.の借金の問題は結構セックスレスと結びつく可能性の高いもので、男はいかつくても実際には小心者ということが多く、これでEDにだって十分になってしまいます。 もし二人で借金問題の解消を目指すのであれば、借金のことを正直に話してくれる環境を整えることが先決で、その上で、このことに疑いがある場合のみこちらからそれとなく聞いてもいいと思います。 この問題に関してだけは、言いたくてもきっかけがなかったり、踏ん切りがつかなかったりのために言えないだけですから、あなたからアプローチされればそれこそ堰を切ったようにしゃべり始めるはずです。 ただ、もし借金問題がなかった場合は話がこじれる可能性大ですので、慎重に見極めてください。 4.の通常の健康問題は、もちろん原因になりうるものですから、会話と関係性の回復後、健康についての話題を共有し、相手の健康に興味を持つことで相手も治療をしっかり受けていこうという気持ちになるものです。 一人では、特に男はこういう問題はめんどくさいというだけで放置しがちです。楽しく・ゲーム感覚で変化する検査値を二人で語り合うなんて雰囲気がいいですね。特に、妻が夫の検査値や体調を気にしてくれることを嫌がることはあまり無いのではないかと思います。 5.会社等の経営上の問題 6.人間関係上のトラブル これは、仕事をしているなら誰にでも起こりうる問題です。 当然ストレスにもなりますので前半でご説明した「うつ病」や「性欲低下症」に陥るかも知れません。対処法は「唯一の味方」であるはずのあなたが、 「いやな思いをしたこと・頑張っているがなかなか結果が出なくてつらいこと」 など、人には言えない弱い部分を受け止めてあげる役になってあげることです。 もちろん、関係がこじれているのにそんな弱みをあなたに見せるはずはありませんから、最初は会話をスムーズにするところからのスタートです。その上で、普段から相手にストレスの無い会話を実践していれば、必ずそういうタイミングがやってきます。 そのときは夫婦のチャンスです!これは会話のテクニックの(+α)ですが、次の2つのテクニックがあります。 ★カウンセリングコーチング この2つのテクニックを初歩的でもいいのでちょっとだけ勉強して、夫の話の聞き役になったときに試してみてください。 もちろん、この両テクニックは、プロがいるような奥の深い分野ですが、基本的なことは誰でもマスターでき、しかも非常に面白いので、このテクニックだけでも趣味としてはまってしまうかもしれませんよ。(NLP…神経言語プログラミング(第7章参考)ともちょっとかぶるところがあるかもしれませんが、別物です。) ここでは簡単に概略だけお伝えします。書籍もご紹介しますので、もし興味をもたれましたら参考に読まれることをお勧めします。 【カウンセリング】 みなさん、こちらの方はもうご存知かと思いますが、実際のカウンセリングは何を目的としているのか、どういった効果があるのかを簡単にご説明します。 人は何か悩みを抱えると、どうしてもそのことについて頭の中が支配され、解決に向けての糸口が見出せずに立ち往生してしまいがちです。 また、一人だけで、頭の中だけで考えているせいか、うまく考えが整理できずにいたり、また自分の考え自体に「本当にいいのだろうか?」といった疑念も生まれたりして、先に進めない状態に陥ってしまうことも多いものです。 こんなときにカウンセリングするわけですが、まずやることは「カウンセラーが悩んでいるその人の思いをとにかく「言葉として吐き出させる」こと、そしてそれを親身になって聴くことがスタートです。 一度頭にあるモヤモヤした思いを「言葉」として外に出す行為自体で、相手(=カウンセラー)にも勿論伝わりますが、言葉として相手に伝える作業の過程で、思いを言葉に変換するために「思いの明確化」がおこり、自分自身も悩みの本体がしっかりと確認できるようになっていきます。また、悩みが徐々に整理されていくために気持ちがスッキリするといった効果もあります。 この部分は、自問自答ではちょっと難しく、相手があってはじめて効果的にできるものです。 加えて、カウンセリングをする側の人は、その人の悩みを 「上手に・順序だてて・整理しながら」 引き出し、また効果的な質問を投げかけることで、より具体的に悩みの本質に迫っていくことができます。 その上で的確なアドバイスやヒントを与えることでさらに今起こっている問題の詳細が整理され、それらを総合してどう考え、自らどのように対処し解決に向かうかというように方向付けしていきます。 ただ、注意していく点は、決して押し付けの「アドバイス」や「指示・アイデア」をその人に与えることがメインではなく、その人にとって満足のできる解決に自然と導かれるようにサポートしてあげる共同作業といった意味合いが強いものです。 そして、これを夫に応用します。これは、前半の「切り火」の所でも使った会話の取っ掛かりをつけるのと同じような効果もあり、しかも、関り合いのレベルはかなり上がっていきますので、切り火の後にでも応用してみてください。 やはり、導入は 「ちょっと面白いので勉強しているから、練習相手になって」 というものでもいいと思います。 「悩みがあるならカウンセリングしてあげるから…」と言ってしまうと相手はそれを重く受け止めてしまい、「そんな素人の遊びには付き合えない」と言われてしまうかもしれません。あくまでも軽いノリでいってください。 また、他の事で関り合いのレベルを少し上げておかないと、無理矢理になってしまって逆効果です。タイミングが大事です。(誘いのコツはこの後のコーチングも同様です。) 詳細はこの後にご紹介します書籍などを参考にしていただければいいのですが、実際にカウンセリングをする際の「コツ」をあげておきます。 1.まず「聴く」側に徹する。自分の意見は言いたくても絶対に禁止。相手に答えを与える必要はありません。 これは、カウンセリングテクニックの「傾聴」と呼ばれるもので、聞き役に徹することで相手側の情報をスムーズに言葉に変換させていきます。これは簡単なようで、非常に難しいテクニックです。 相手が自分の価値観や常識にそぐわないことを言い始めると、必ず「聴き手」の中に「それはおかしい、間違っている」という反発の気持ちが芽生えてしまいますが、カウンセラー役の人はこの感情を押さえ込まなければいけません。 間違いも含めて、全て「肯定して聴いてあげる」のです。 この段階で、言葉にして吐き出していくので、はっきりと悩みの本質が浮き彫りにされていきますし、もし自分の言っていることが間違っていたり、矛盾したりしていると、なんとなくそれに気がついたりしていきます。言葉にしていくとこのような効果も見込めるのです。 問題の程度が軽いものであれば、この時点で解消されることもあります。 2.多岐に渡るような複雑な問題ならば、とにかく吐き出させた上であなたがそれを整理してあげてください。紙に書いてもいいでしょう。そして、ここでは「整理」が重要になっていきます。 この時点では、夫の頭の中の「悩み」は全く整理されていません。一度も「言語化」されていないからです。だから、取り留めの無い話になってしまったり、愚痴が多く含まれてしまっていたりします。そういう部分は統合・整理して、シンプルにしていってください。 ただし、愚痴は収まるまでしっかりと受け止めてあげることが重要です。その先に向かうために思いを全て吐き出さなければいけません。 次に、良く分からないところや、矛盾している所は(あなたの考えに照らし合わせてということではなく、客観的に見て)その時点で質問して矛盾を訂正したり、内容を加えていったりしながら、夫が「もう言い尽くした、それで問題ない」と納得できる所まで導きます。 3.出揃ったものに関して、効果的な質問をすることで自ら問題解決に向かうようにしていく。決して「こうした方がいい」と言ってはいけない。ただし、一般論で問題提起をするのはいい。 あなたは最後までサポート役です。解決請負人ではありません。夫が自ら最善の方法を見出し、選択して積極的に前に進むようにしてあげさえすればいいのです。 (前にも説明しましたが、人は何よりも自分のことを信用しています。自分の選んだものは疑うことはできません。逆に言えば、自分で選ばせなければ意味が無いともいえます。) ですから、できればこの時点でも聞き役に徹することができる質問を考えます。 例えば ・この部分の気持ちは、例えばどんなときの感情に似ていますか? ・この怒りは、どういったことで納められますか、また、収めようと思っていますか? ・この部分についての、あなたなりの問題点はなんですか? ・このひととの関り合いにおいて、どうすることが今、現実的に必要ですか? ・この問題は、放っておくとどのような結果が予想されますか? といった「質問形式」を多用し、相手に問題の本質に自ら迫り、回答にたどり着けるようにして あげるのが1つ、また、 ・この場合、一般的な考え方からするとこのような解決方法がありえますが、そのほかにあなたなりのアイデアはありますか?・・・では、どのような対処方法があなたにとってもっともふさわしく、抵抗無く行えるものでしょう? と、選択肢を作ってあげてそれを選ぶかまたは、そのほかの自分の考えをも引き出した上で選択できるような質問をしたりします。 もちろん、一度のカウンセリングのみでは難しいこともありますし、乗り越えるのにはかなりの時間が必要な問題もあるでしょう。 ただ、そうしているうちに夫の中で問題が自然と消化されて気にならなくなったり、問題が明確になったために今やるべきことがしっかりと見つかり、その時点から問題としての認識でなくなればカウンセリングは終了です。 大まかに言ってこのような流れが「カウンセリング」なわけですが、あなたにとってのメリットはなんですか?そうです。 「夫との会話が飛躍的に増える・信頼される+頼りにされる→関係のないことでも色々としゃべってくるようになる→仲良しになる」 です。ただ、技術的に難しい部分もありますので、最初は「聞き役に徹する」だけでいいと思います。これだけでも普通の夫婦でさえできていません。できれば鬼に金棒です!